課外活動のためのキャンプ場に向かう大型観光バスが学校の玄関前にとまりました。参加者が手をアルコールで消毒して乗り込み、間隔を十分にあけて座ると一行は出発して行きました。私たちは感染予防対策を適切にとっていますと説明ができます。
けれども学校に集合した子どもたちの多くは公共の交通機関を使っているので、その中でSocial distancingを確保していた可能性は極端に低いでしょう。 教室内や廊下での移動、教室内での学習活動では常に十分なSocial distancingを実現しているでしょうか。子どもたちが行くであろう商業施設などではどうでしょうか。こうして観てみると、社会をLockdownしない限りSocial distancingを達成することは限りなく不可能なことに気がつきます。そしてSocial distancingを人々に喚起することの意味に説得力がなくなっていることにも気がつきます。 質問です。
VUCAは、Volatility 変わりやすいこと、Uncertainty 不確実性、Complexity 複雑さ、Ambiguity 不明確さ、という今の時代の社会をあらわしていますが、VUCA PRIMEというまったく視点の異なったとらえかたもあります。それは、Vision 見通し、Understanding 現状理解、Clarity 明確さ、 Agility 決断や行動の機敏さというものです。 COVID感染予防対策疲れと様々な措置の不整合性、そして感染者減という現状のなかではVUCA PRIME の思考様式を採用する必要があるでしょう。約束事や規則を「書き換える」という勇気も必要なのだと思います。 “a good editor is someone who uses deliberate subtraction to actually add life to the ideas setting plot and characters. Likewise in life disciplined editing can help add to your level of contribution it increases your ability to focus on and give energy to the things that really matter.” Greg McKeown (2021) Essentialism 良い編集者とは、意図的な引き算をして、アイデアやプロット、キャラクターに実際に命を吹き込む人です。同じように、人生においても方針に沿った編集は、あなたの貢献度を高め、本当に重要なことに集中してエネルギーを注ぐ能力を高めてくれます。
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Author萩原 伸郎 Archives
12月 2024
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