Brene Brownは罪悪感と恥の違いについて的確に説明しています。
“Guilt = I did something bad. Shame = I am bad.” Dare to Lead 罪悪感は私たちが自分の行動を律する際や振り返る時の「ものさし」であるように思います。一方の恥は不名誉やばつが悪いなどの同意語が示すように、他人の評価を意識した感覚や感情であるようです。 Francisco Xavierの書簡の中に、その例にあたる興味深い記述があります。「彼らの名誉心は、特別に強烈で、彼らにとっては、名誉がすべてである。日本人は、たいてい貧乏である。しかし、武士たると平民たるとを問わず、貧乏を恥辱と思っている者は一人もいない。」(1549年11月5日) 質問です。
日本に入国して3日目に厚生労働省から健康状態確認のmailが届きました。 14時までに「回答がない場合は、入国時に提出いただいた誓約書に基づき、氏名公表等の対象となり得ます。」とあります。名前が公表されるとあなたは恥をかくことになりますよ、という脅しから正しい行動を促すという「作戦」です。 ”Shame is not a compass for moral behaviour. It’s much more likely to drive destructive, hurtful, immoral, and self-aggrandising behaviour than it is to heal it.” Brene Brown 「恥は道徳的な行動の指針にはならない。」という指摘に賛同したいと思います。 市中感染が皆無の地域から陰性証明を持って入国した人間は、日本の中では一番安全な部類の人間ですが行動は規制されています。一方で、窓から眺める人々の往来やあらゆる種類の車の移動の様子から感じることは社会がpandemicを意識せずに動いているということです。勇敢なのか、無謀なのか。推移を見守りたいと思います。
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Author萩原 伸郎 Archives
12月 2024
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