Australiaの学校ではChristmas前の1週間はKris Kindleという教職員の遊びがありました。同じことを現任校ではSecret Santaと呼んでいて、今年もたくさんの方々が参加しました。担当から知らされた自分のsecret partnerに月曜日から木曜日まで小さなプレゼントを贈り、最終日の金曜日には一番大きな物を贈るという約束になっています。
今年の私のお相手は、秋から事務室で仕事を始められた方でした。きちんと話しをすることもなく12月まで来てしまったので、この方とつながる上で願ってもない機会でした。 月曜日から金曜日までどのようなテーマで何を贈るかを考え、カードも作って実行に移りました。一方、私の名前を引いたSecret Santaさんは、余程私が疲れていると感じられたのか、月曜日から木曜日まで異なった種類の入浴剤を、私が席を外している間に机の上に置いていってくださいました。金曜日には、これも単身赴任の貧しい夕食を察したのか、上等な2種類の出汁をいただきました。 質問です。 ① 私たちは他人から物や好意をいただいた時に幸せや喜びを感じるのでしょうか。それとも、誰かに何かをあげる時により多くの幸福感や喜びを感じるのでしょうか。 ② 子どもたちの中に、職場の中に、あるいは地域の活動の中に、ひたすら他の人たちのために働いている人々がいることに気がつくことがあります。その人たちを動かす原動力は何でしょうか。 私たちの学校では16日が今年最後の日でした。この日の放課後に生徒会が企画・運営してWinter Ballが開催されました。その数日前に生徒会のメンバーが、牛乳を温めてココアを作り参加者に出すことを提案してきました。手間がかかるので出来合いの物を買ってきてそれを温めて提供することを勧めましたが、彼らは前日に材料を購入しBallの間あたたかいココアを振る舞いました。手作りのココアのおいしさをみなが体感し、提供したメンバーも忙しいながらも成就感を得ました。 Give and takeというと、人間生活や社会の約束事のような認識がありますが、実はGiveの方には義務ではなく、幸福の種が潜んでいるようです。 Christmasにちなんで、おもしろい引用です。私は3の時が一番幸せだったように感じます。 4 stages of life
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Author萩原 伸郎 Archives
10月 2024
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