• Home
  • About
  • Element
  • Ideas
  • Details
  • Contact

Ideas

MI + UD

28/3/2021

0 コメント

 
社会の秩序を保つために、あるいは会社の利益を守るために、様々な規則・基準・手順が用意されています。根本的にはそれらは生活者であり利用者である市民の立場を中心に考えられているわけではないようです。とりわけ、規則や基準は様々な立場や状況の人々のことを配慮するためのものではなく、切り捨てる理由として存在しているようにさえ見えます。

さらに最近の特徴として、technologyを導入し通信連絡や作業を便利にすることを目的につくられた仕組みが世の中にたくさんあります。携帯端末のappsがその代表例ですが、本当に私たちの生活を便利にしているものはどれぐらいあるでしょうか。

そのようなことを考えていた時に、数人の先生方と帰国生の日本語能力の基準について、探究的学習活動を通して子どもたちが創り出す成果物について議論をする機会がありました。

質問です。
  1. 社会に存在する規則や基準、appsに欠けている要素は何でしょうか。もしそれらをUniversal Designの理念のもとにつくるとしたらどのようなものができあがるでしょうか。
  2. 教室での学習活動や評価方法は、本当に一人ひとりの子どもたちを念頭に創造されているでしょうか。

“Universal Design is the design and composition of an environment so that it can be accessed, understood and used to the greatest extent possible by all people regardless of their age, size, ability or disability. An environment (or any building, product, or service in that environment) should be designed to meet the needs of all people who wish to use it. This is not a special requirement, for the benefit of only a minority of the population. It is a fundamental condition of good design. “ Centre for Excellence in Universal Design

教師の社会的使命と役割の観点で述べれば、すべての子どもたちの必要性や必然性に合う良いものを設計し提供することは基本的な条件であることは議論の余地はありません。

さらに、子どもたちの知性に目を向けると、一人ひとりは異なるという多様性、Multiple Intelligences の理論も加える必要があるでしょう。こうして MI + UD に基づいた本来あるべき学習活動や評価が可能になると思います。

子どもたちが学習活動を通して、この先生は学習者としての自分を大切にしてくれていると感じることができたらすばらしいことだと思います。

​
0 コメント



返信を残す

    Author

    萩原   伸郎

    Archives

    2月 2023
    1月 2023
    12月 2022
    11月 2022
    10月 2022
    9月 2022
    8月 2022
    7月 2022
    6月 2022
    5月 2022
    4月 2022
    3月 2022
    2月 2022
    1月 2022
    12月 2021
    11月 2021
    10月 2021
    9月 2021
    8月 2021
    7月 2021
    6月 2021
    5月 2021
    4月 2021
    3月 2021
    2月 2021
    1月 2021
    12月 2020
    11月 2020
    10月 2020
    9月 2020
    8月 2020
    7月 2020
    6月 2020
    5月 2020
    4月 2020
    3月 2020
    2月 2020
    1月 2020
    12月 2019
    11月 2019
    10月 2019
    9月 2019
    8月 2019
    7月 2019
    6月 2019
    5月 2019
    4月 2019
    3月 2019
    2月 2019
    1月 2019
    12月 2018
    11月 2018
    9月 2018
    8月 2018
    7月 2018
    6月 2018
    5月 2018
    4月 2018
    3月 2018
    2月 2018
    1月 2018
    12月 2017
    11月 2017
    10月 2017
    9月 2017
    8月 2017
    7月 2017
    6月 2017
    5月 2017
    4月 2017
    3月 2017
    2月 2017
    1月 2017
    12月 2016
    11月 2016
    10月 2016
    9月 2016

    Categories

    すべて

    RSSフィード

Copyright © 2022
  • Home
  • About
  • Element
  • Ideas
  • Details
  • Contact