街を歩いているとたくさんの言語が耳に飛び込んできます。店や工事現場では日本語を母国語としない人々が働いています。そういえば、成田空港に着いた朝、COVID検査の誘導係も日本語を外国語として習得した人々でした。
これらの人々に共通していることは、pandemicの影響でこの1年間、あるいはそれ以前から母国に帰っていないこと、家族や友人に会っていないこと、大好きな故郷の食べ物や飲み物を口にしていないということです。 金曜日の午後の駅前の不動産屋さんには4月から新しい場所で新しい生活を始めるらしい青年とお母さん、お父さんという2組がいました。大都市は人々を引きつける力と仕組みがありますが、そのために、単位としての家族のまとまりを崩される立場の人々もいます。 社会の構造や経済、生活にかかわる様々な物事が中央の都合と理屈で固定化されていることは、中央からの距離に比例して大きくなる事実ですが首都圏内に生活していると残念ながら気がつかないことです。 質問です。
ある先生との立ち話で、子どもたちの着ている服から内面の様子を探ることができるという経験談がありました。前出のStephen Coveyも同様のことを「心の地図で物事を認識する」と述べています。その地図には2通りあって、ひとつは現実を的確に見る地図、もう一つは物事はこうあるべきだという地図です。 Empathy 共感の意義について、人種、年齢、思想が異なる相手を固定観念や偏見や先入観を持たずに見る(接する)ことができるようになるというJamil Zaki, Stanford大教授の指摘があります。 "It helps us see past differences and allows us to see others who are of a different race or a generation or ideology from our own, without the lens of stereotyping, prejudice, or bias." 新しい出会いのある新学期に心がけたい習慣だと思いました。
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Author萩原 伸郎 Archives
8月 2024
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