今週木曜日の午後、昨年に続きDeep Learning Unconferenceがありました。10年生、11年生が中心となって企画運営し大盛況でした。
自分たちが夢中になっていること、得意なこと、関心のある課題などについてそれぞれが自由に発表し来場者とかかわります。Animation制作、高度なprogramming、Rubik's Cube、手品などが並ぶ中に異色を放つworkshopがありました。 3人の10年生が提供したものは Awkward Conversations (気まずい会話)というゲームで、参加する前に相手の思想、信条、宗教、帰属文化を尊重すること、言動で相手を傷つけないこと、などの誓約書に署名してから一対一で向き合って座り、無作為に選んだ話題について話し合います。用意した話題は人種差別、LGBTQ、白人至上主義、心身の障がい、Body image、宗教、堕胎、男女格差などに渡ります。たとえば、
質問です。
今年の始めに9年生にPodcastを制作してもらう課題を思いつき早速試してみると、多くの子どもたちが社会問題や生活の中から課題を見つけ出してきて意見や考えを交わし合うという活動が見られました。個人が文章で思考や感情を表現する活動は一般的ですが、複数の人と向かい合って話し合う機会を用意してその内容を残すことも大切だということを認識しました。 ところで、Uncenferenceで双方の子どもたちが生き生きとかかわる様子を見ながら、教科の学習でも教える立場になりたい子どもたちが出店し、教わる立場の子どもたちが好きな単元のところに行って学習するということができたら楽しいだろうねと同僚と共鳴し合いました。 学習の形態や方法は無限の可能性と選択肢があります。
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Author萩原 伸郎 Archives
10月 2024
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