これまでにたくさんの人を日本に連れてきました。そして旅行者にはたくさんの発見があります。その中でも特にteenagersが驚くのは、日本のいたる所で人々が信用されている証拠を見つけた時です。
たとえばあふれるばかりの商品が店先に並べられていて、お店の人が近くにいないこと。大きな通学かばんを背負っていても店内に入ることができること。彼らの体験談はいつも感動にあふれていました。 質問です。
34年ぶりに日本で生活を始めるために行動を開始すると、日本の社会ではまず「信用」を勝ち取らなければならないことに気がつきました。そのためには「信用」できる人間であることの証拠を盾に、相手を納得させることが必要です。 残念ながら「住所不定」の身では第一段階の準備として銀行口座を開くのもcredit cardを申請するのも家を借りるのも日本に住所がなければ不可能です。海外に自宅があるという説明や証明は通用しません。 雇用に関する書類には配偶者がいると記入しても戸籍謄本か抄本を添付しないと認めてもらえません。勤務先を記入しても雇用証明書がないと信じてもらえません。そうして、連帯保証人を立てるところにきて根気と我慢が途切れました。 海外から日本に移り住む人々の苦労をしみじみ思う機会でした。 けれども、これから新しく出会う子どもたちや共に仕事をする方々とは日常の小さなことを積み重ねてお互いの「信頼」を深めていきたいと思っています。 “It turns out that trust is in fact earned in the smallest of moments. It is earned not through heroic deeds, or even highly visible actions, but through paying attention, listening, and gestures of genuine care and connection.” Brene Brown (2018) Dare to Lead
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Author萩原 伸郎 Archives
10月 2024
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