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前回のIdeasではemail newsletterにあった"Deep Thoughts for the Summer"の中から1番目のEssential questionを取り上げました。実はこのリストを目にした時に一番気になったのが2番目の質問でした。
「私自身が教育上の遺産(レガシー)として、どのようなものを残したいか?」 質問です。 ① 年度の終わりや転勤・転校する際に、自分自身のLegacy (達成した業績や功績、歴史的・文化的価値)を意識したことがありますか。共に仕事をした人が職場を離れられる時に、その人が積み上げたLegacyに深く感動した経験がありますか。 ② Legacyとは自分が残そうと意識して残すものでしょうか。それとも周囲の人、組織、社会が無意識のうちに共通認識として創りあげるものでしょうか。 教師の場合は、関わりを持った子どもたち、保護者、共に仕事をした同僚や上司、外部組織の方々、地域の方々が、人柄や仕事ぶりをどう見ていたのか、どのような印象を持っていたのか、どう評価していたのかという要素が醸成されて自然にLegacyが生まれるのだろうと思います。 私はこれまでに様々な場で多様な方々と仕事をする機会を持ち、人間性や専門性に強い影響を受けました。その人たちが学校を去った時に大きな喪失感、別の見方をすればおそらく本物のLegacy、を感じました。むずかしい状況にある時に、あの人だったらどうするだろうか、何と言うだろうかと想像するたびに、それらの人たちはいつも登場しています。 Stephen Coveyの著作、The 7 Habits of Highly Effective PeopleにBegin with the end in mindという章があり、次の一節があります。 "the most fundamental application of “begin with the end in mind” is to begin today with the image, picture, or paradigm of the end of your life as your frame of reference or the criterion by which everything else is examined. Each part of your life—today’s behavior, tomorrow’s behavior, next week’s behavior, next month’s behavior—can be examined in the context of the whole, of what really matters most to you. By keeping that end clearly in mind, you can make certain that whatever you do on any particular day does not violate the criteria you have defined as supremely important, and that each day of your life contributes in a meaningful way to the vision you have of your life as a whole. To begin with the end in mind means to start with a clear understanding of your destination.” 「『終わりを念頭に置いて始める』という考え方の最も基本的な応用法は、今日という日を、自分の人生の終わりを描いたイメージや図像、パラダイムを基準点として、あるいは他のあらゆることを検証するための基準として捉えることです。」、「『終わりを念頭に置いて始める』とは、自分の到達すべき目標を明確に理解した上でスタートすることを意味します。」 今もし命を失ったら自分の死亡記事に何が書かれるか、周囲の人々が自分をどのように回想するかということを意識することが「終わりを念頭に置いて始める」ことの基本だということ。Emotional Intelligenceの中のSelf-awareness、高い自己認識を持って生活し仕事をすることを意味するのだと思います。一方、Legacyとは、そうした日々の選択がもたらす究極の結果だと思います。 コメントの受け付けは終了しました。
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Author萩原 伸郎 Archives
8月 2026
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